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保育理念

保育方針

子どもは遊びの天才と言われていますが、最近は社会影響を受けて子どもらしさに欠けた子が増えているように感じます。やはり、子どもは身体を十分に動かし、遊びに熱中して楽しく生活しなければなりません。人間の生涯の基礎は幼児期に形成されますが、その殆どは遊びの中で培われていきます。本園では皆が遊びの天才になるように子ども達を援助していきます。


教育目標

  • 本園は、学校教育法に基づき、幼児の集団生活の中、日常の生活習慣を養い/自主自律の精神を高めます。
  • 本園は、社会に対する理解や興味を深め/言語能力を養い/創作・表現力を育てます。
  • 本園は、子どもの健康/体位の向上を図り/子供らしい活力のある園児の育成を目ざします。


教育内容

  • 幼稚園は文部省の定めた「幼稚園教育要領」に基づき教育を行うことになっています。しかし、具体的な教育方法においては多くの部分を各幼稚園に任されています。本園の教育は、幼児期の特性や環境を重視した教育計画を立案し実践しています。
  • 具体的には、子ども達が興味や関心を示しやすい「生活や遊び」を重視した教育内容と方法を考えていきます。

(1)子ども自身が自由に選択できる活動
子どもがみずから選んだ活動に取りくみながら、主体性/自発性を育てていきます。

(2)教師が計画的、意図的に経験させる活動
子どもの発達過程の中で、この時期に獲得しておかなければならない技能や能力/習慣などを育てると共に豊かな情操を高めていきます。


園児像

  • 明るくじょうぶな子
  • 素直で思いやりのある子
  • 何でもやる子


本園が特に大切なことと考え行っていること

①自然との触れ合い

  • 園の近くに約400㎡の教材苑(畑)を有し、苺・馬鈴薯・落花生・さつまいも・葉ぼたん等を栽培し、収穫の喜びや作物/土に親しむようにしています。
  • 自然が豊富な新林公園/片瀬山公園に行き、自然の中でいろいろな遊びをします。

②地域社会との関係

  • 豚汁作りの活動で、子ども達が地域の商店に材料を購入しに行きます。買う時の挨拶やお金のやり取りなどご協力いただいています。
  • 町内の夏祭りに幼稚園のおみこしも参加させていただき、子どもみこし、大人みこしと共にまつりを盛り上げています。
  • 片幼夏まつりは、地域の皆様にもご参加いただき楽しんでいただけるようにしています。 
  • 消防署見学をさせていただき、そのお礼に子ども達手作りの作品や歌のプレゼントをしています。

③家庭との連携

  • 毎月、行事予定表/園だより/学年別保育予定表/クラス便りなどで園での子ども達の様子をお知らせします。
  • 保育参観/個人面談/クラス親睦会などを設けて、園児/保護者/担任との接点を多くし相互理解を深めるようにしています。
  • 園児の健康維持のため、内科/歯科検診/尿検査/視聴覚検査を行っています。
  • 園行事の参加協力/父母の会活動などを通して、園と保護者/保護者同士の信頼関係を深めるようにしています。

④異年齢交流の充実

  • 少子化が進む中、異年齢児との交流が難しくなっています。異年齢児の交流を積極的に増やし、望ましい人間関係を育てたいと考えています。

⑤小学校との連携

  • 鎌倉市教育研究所主幹の「幼・保・小連絡協議会」に積極的に参加協力し、小学校との連携を深めるようにしています。
  • 三学期に年長児と地域小学校との交流をさせていただいております。

⑥教職員の研修や研究の充実

  • 幼稚園団体の研修や研究活動に積極的に協力したり、参加したりしています。また、各種研修会に参加し、理論/実技の研鑽に努めています。
  • 園内研修では、クラス毎に公開保育を行い、教材研究/保育技術等の研究に努力しています。